ブロックチェーンを勉強してると、「どこから手をつけていいのか・・・?」って悩むこと多いと思うんで、ぼくが最初に理解したブロックチェ-ンのことについて簡単に書いてみました。
細かく覚えようとすると消化不良になるので、まずはさっくりと把握するのがおすすめ。
読んで欲しい人
・これからブロックチェーンを学ぶ人
・ブロックチェーンって何?と興味を持った人
・ブロックチェーンの情報を取り過ぎて混乱している人
記事のながれ
・ブロックチェーンの3種の神器
・トレーザビリティとは
・ポイント
ブロックチェーンの3種の神器
こんにちは 名古屋ブロックチェーン勉強会の佐藤健一です!
突然ですが、
「ブロックチェーンの3種の神器は?」と聞かれて、何を思い浮かべますか?
- スマートコントラクト
- トークンエコノミー
- トレーザビリティ
ブロックチェーンを知って初めて、これがいままでにない概念であり、
強烈なインパクトを受けた要素でもあります。
今日は、その1つ「トレーザビリティ」について、さっくりと説明
【トレーザビリティについて解説】
最初にトレーザビリティとは?
ざっくり説明させていただくと、トレーザビリティ=トレース(追跡)+アビリティ(能力)=「追跡可能性」ということです。
部品の調達、加工、流通、販売までの過程で、生産者、仕入れ先、販売元などの履歴を記録しておき、追跡可能なものにしておこうという考え方です。
ブロックチェーンを使うと、なぜ、よいのか?
これは「ブロックチェーン技術」が登場する前から存在しましたが、流通の過程で各社システムがバラバラであったり、紙でやりとりされていたため、追跡するのに膨大な時間がかかっていました。
では、「ブロックチェーン」を使うと、なぜ、よいのか?
- 記録した履歴の改ざんができないので、不正ができない。 そのため産地偽造や原材料の混ざ合わせ、たとえば、近所でとれた野菜を、うちは、北海道の契約農家でとれた野菜を使ってるとして販売したり、、国産牛肉に中国産牛肉をまぜて売ることを防ぐことが期待できます。
- みんなで同じ台帳を持つので、利害関係を調整できる。(透明性が担保される。) これが仮りに流通経路中のA社が作成した従来のシステムで構成された場合、A社のデータベースに履歴が保存される。(A社の管理者は、いかようにもデータの改ざんができてしまう。) 流通が始まる生産者の段階で記録されたデータは、消費者(エンドユーザ)も同じ台帳として共有できている(参照可能な状態)という点にあります。
トレーザビリティーの事例
いろいろ言葉で理解するより事例を見ると、さっと理解できることが多いですよね。
例)たまたま見つけたページなのですが、このリンクページを見て頂くとイメージしやすいと思います。
トレーザビリティの事例
(注)このシステムにブロックチェーンが採用されているかはさだかではありません。イメージとして理解しやすいため引用させて頂いてます。)
最後に
このトレーザビリティー、本当にブロックチェーン技術と相性がよいというのが理解できると思います。
この事例から、利害関係が異なる間のシステムにブロックチェーンを使うと良いということも理解できますよね。
なにか疑問や気づきなどありましたらコメントください。
いつもありがとうございます。
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