はじめに
今日は「ブロックチェーンとは?」について、現実世界に置き換えて、わかりやすく説明したいと思います。
実は、「ブロックチェーンとは?」、、ブロックチェーン関連の検索キーワードの中で最も検索ニーズの多い言葉なんです。
その数、月間16500件・・・Yahooとあわせると、この2倍程度でしょうか。
私自身、「ブロックチェーンとは?」なんなのかを理解するのに、最初は、とても混乱しました。
それは、なぜかというと、
「ブロックチェーン」は、いろいろな呼ばれ方をしている点にあるのではないでしょうか。
たとえば、、、こんな感じにいくつも呼ばれ方があります。
- データベース(データの保存と共有、従来のデータベースとはデータの持ち方が違う)
- 第4次産業革命の中核技術
- 分散型台帳技術、分散型ネットワーク
- 価値を交換・移転できるインターネット
- ビットコインを支える技術
混乱しますよね。
あなたはこれを読むことでブロックチェーンとは? 簡単に理解できるようになります。
これは、いろいろな資料を見てもすんなり理解できなかった私が理解のとっかかりができた方法です。
ぜひ、最後までお読みください。
ブロックチェーンとは? いろいろな呼ばれ方をしていて難しいですが、
まずは、
既存のシステムとはデータの持ち方が違うデータベースと捉えて考えてみましょう。
従来の仕組みとの違いは、管理者のみが管理していたデータを、みんながデータをもって管理するという点にあります。
既存のシステムのデータは、1人の管理者がデータを管理して、みんながアクセスして使ってました。
これに対してブロックチェーンでは、データをみんなで持ち、みんなで管理します。
これを現実世界によくある、ある会社のデータ管理に置き変えて考えてみましょう。
既存のシステム
既存のシステムでは、データを管理者のみが持ちますので、イメージは次の図の通りです。
〇現実世界に置き換えて説明
ある会社で給料台帳は、社長(管理者)だけが管理している。
経理のお姉さんは、給料台帳が正しいものと社長(管理者)を信頼して毎月の給料を計算して支払い手続きをしている。
ある日、社長(管理者)と社員Aが大喧嘩をして、腹をたてた社長(管理者)は、自分が所有する給料台帳の社員Aのデータをを改ざんして5万円給料を減らした。
突然、月の給料が5万円すくなくなった社員Aは、社長(管理者)が給料台帳を改ざんしたと主張して争い裁判(第三者の仲介)になる。
裁判で、社長(管理者)の改ざんが証明できれば、社員Aは勝訴するが、証明できなければ、敗訴になる。
〇ポイント
- この仕組みは、社長(管理者)の信用に基づいて成り立っている。
- 必要なデータのみ必要な人に公開できる
- 管理者がデータの改ざんをした場合に、不正を証明するのが難しい
(※改ざんや不正アクセスを防止する機能が必要になる=コストがかかる)
ブロックチェーンのシステム
ブロックチェーンのシステムでは、データをみんなで持ちますので、イメージは次の図の通りです。
〇現実世界に置き換えて説明
ブロックチェーンの仕組みでは、給料台帳は、社長(管理者)と社員全員が中身が同じ給料台帳をそれぞれ個々で管理している。(上図のイメージ)
経理のお姉さんは、自分の給料台帳をもとに毎月の給料を計算して支払い手続きをしている。
※そのため社長(管理者)は不要となります。データを借りる手続きもいりません。
ある日、社長(管理者)と社員Aが大喧嘩をして、腹をたてた社長(管理者)は、経理のお姉さんが所有する給料台帳の社員Aのデータをを改ざんして5万円給料を減らした。
突然、月の給料が5万円すくなくなった社員Aは、みんなの台帳を照合すると、経理のお姉さんが所有する給料台帳が改ざんされていることが直ちに判明する。(ブロックチェーンではみんなが同じ台帳を持っているので、違うデータは故障しているとみなす。)
故障したデータは正しいデータに置き換えられ、争うことも仲介者も必要ない。
〇ポイント
この仕組みは、ブロックチェーンの仕組み(同じ給料台帳をそれぞれ個々で持っている)に対して信用を置くことで成り立っている。
さらに、管理者(社長)は不要となる。(みんなが台帳を持っているので)
最後に
他に、
どんなメリットがあるのか?
どんなデメリットがあるのか?
なにか思いつくことないか、考えてみてください。
何かあればメッセージやコメントお待ちしています。
簡単な図を書いてみて、現実世界に例をとって考えるとわかりやすいと思いますが、いかがでしょうか?
突っ込みどころもありますが、、ざっくりとイメージがつきましたでしょうか??
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名古屋ブロックチェーン勉強会
いつもありがとうございます。
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