ブロックチェーン

なぜ、ブロックチェーンは凄いのか? Why BlockChain?

Why BlockChain?

今日は、
「ブロックチェーンが、なぜ、注目されるようになったのか?」
について、書いていきます。

これを読むことであなたは、
「ブロックチェーンが、なぜ注目されるようになったのか?」
について、理解できるようになります。

ブロックチェーンのはじまり・・・。

ブロックチェーンを知ってから、半年、20数以上の勉強会、イベント、セミナーに参加してまいりました。
そして、いろいろなことを学ばせて頂きました。

今日は、「なぜ、ブロックチェーンが、注目されるようになったのか?」について、書いていきたいと思います。

そもそも、ブロックチェーンのはじまりは、なんだったのか?というと、
サトシナカモトという謎の人物が、2008年にブロックチェーンの技術を
使ったビットコインの論文を発表したことが始まりです。

サトシナカモトが、ビットコインで、行いたかったこと(取り組む課題)は、
「自分のお金をいつでも自分の好きに送金することを誰にもとめさせない」
ということを実現したかった。

お金を送金しようとした時、どうしますか?
銀行であったりクレジットカード会社であったり、PayPalで送るという方法を思いつくと思います。
でも、銀行であったりクレジットカード会社であったり、PayPalで送るという行為は、
第三者を介さないと送れないですよね。
第三者を介せば、第三者の意思によって送金をストップすることもできます。
また、現金を直接渡すなら、第三者を介さなくても送金できますが、
渡せる範囲も限られますので、「好きに送金する」とは、ほど遠くなってしまいます。

サトシナカモトは、
「自分のお金をいつでも自分の好きに送金することを誰にもとめさせない」
ということを行いたくて、ビットコインを開発した。

これが、ブロックチェーンのはじまりです。

なぜブロックチェーンが注目されるようになったか?

では、そうやって始まったビットコインを支える技術のブロックチェーンが注目されるようになったか、について、まとめて書いてみると、こんなことが言えます。

ブロックチェーンは、2008年ビットコインの中核技術として開発された。ビットコインの流通ではブロックチェーン上で日々、膨大な取引データの記録が行われている、しかも管理者がいないにも関わらず、現在にいたるまで一度もデータの改ざんやシステム全体のダウンが起きていないことから注目を浴びるようになってっきました。

ポイントは3つです。

  • ポイント1:管理者がいない
  • ポイント2:一度もデータの改ざんが起きていない
  • ポイント3:システム全体のダウンが起きていない

ポイント1:管理者がいない

従来のシステムは、システムを安全に運用するために管理者(企業)がいます。管理者(企業)は、サーバやソフトの容量や機能、セキュリティのアップデートをしたり、、そうすることでユーザから利用料を貰ったりします。

ところが、ブロックチェーンのシステムには、管理者がいません。
では、どうやってシステムを動かしているのか?といいますと、
システムの参加者に対するインセンティブ(インセンティブとは、
やる気を起こさせるための外的刺激=追加の給料、お金などをいいいます。)を
与えることで自動的に動くようにしています。

ビットコインで言えば、データをブロックチェ―ン上に記録する作業は、
特定の管理者ではなく、マイナーと呼ばれる人達がやってくれています。
マイナーは、マイニングに成功するとコインが貰える。
マイナーは、別にシステム全体を安全に運用する義務も責任もない。
ただ、コインが欲しいだけのためにマイニングしている。
ユーザはマイナーのおかげで、データをブロックチェ―ン上に記録することができる。

ポイント2:一度もデータの改ざんが起きていない

お金の取引のシステムで、データが改ざんされたら大変ですよね。
たとえば、自分がとある銀行に口座を持っていて、10万円貯金したとします。
ある日、突然、何もしてないのに、通帳記入をしたら、誰かに改ざんされ、
2万円減っていたとか。

あるいは、Aさんに5万円を送るという取引データが、
悪意のある第三者によって、3万円に書き換えられたり。

ブロックチェーンでは、そういった不整合が、システムとして1度も起きていないということ。

ブロックチェーンで、何が凄いかというと、仮に改ざんが起きたとしても、
自動で検知され、システム全体の整合性が崩れることのないように
動くという点にあります。

そのことこそがブロックチェーンに記録されたデータの信頼性を高いものにしています。

ポイント3:システム全体のダウンが起きていない

ブロックチェーンでは、たくさんのノード(参加者)が同じデータを保持し、
全員で同じ仕事をしている。
したがって一部のノードが故障しても
システムが壊れることはない。
逆に、システムを止めることは誰にもできない。

私自身は、過去に、システムエンジニアを20年以上おこなってきた経験があります。
しかし、正直、ブロックチェーンの凄い点を知って、その常識が覆りました。

知っている範囲では、管理者のいないシステムなんてありませんし、
データの改ざんも管理者であれば、何でもできてしまいます。
システムのダウンも起きてはいけないのですが、
まれにダウンすることもありますし、
計画的なメンテナンスの関係で
意図的に止めることもあります。

ブロックチェーンでは、管理者いらずで、
データの不整合もなく、
システム全体のダウンも起きない、、
いや、これ、凄くね!?
ってことなですよ。 Σ(・□・;)

まとめ

何か新しいモノやこと、AIやIotでもそうなんですが、
初めて聞く言葉を理解しようとするとき、
みんな、それって何?って考えだす。
いつまでたっても、What? What? What?て考えていくと、
なかなか答えが見つかりません。

そんな時、、、
少しだけ、思考法を少し変えてみましょう。

What BlockChain?

Why BlockChain?

 

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勉強会を定期的に開催しています。
是非、一緒に、ブロックチェーンのことを学びましょう!

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